2017年7月5日水曜日

デジタル動画したいときは制作さんに相談してから

 Stylos でも CLIP STUDIO でも、高価な液晶ペンタブレットを購入してデジタル作画体制を整えたので、せっかくだから使ってみたいと思う気持ちはわからなくもないのだが、勝手に個人のつごうでデジタル動画すると、仕上さんが半端なく困るので、原画をスキャンする前に、制作さんに一声かけよう。

正しくデジタル動画できていれば、それは仕上さんもひと手間省けて助かるが、テキトーに設定されたデジタル動画が「朝入れで、夜までに仕上して」のカットにまざっていて仕上現場が混乱しているのが実情。

たとえば

・動画の解像度が72dpiで、仕上の規定解像度の半分もない。
 画面で見た大きさは解像度と関係ないので気をつけよう。まず制作さんに必要解像度を確認しよう。

・フレームが意味不明。
 そもそもその作品にデジタル作画用のテンプレートがないのに、自分で勝手に設定したフレームで動画すると、仕上でセルばれしていることがある。

・線画にアンチエイリアスがかかっている。
 RETAS は動画を二値化して色を塗る。アンチエイリアスがかかっていると二値化ができない。
参考サイト アンチエイリアスとは?
 http://www.mb.ccnw.ne.jp/kontoshi/papa/gimon/anti.htm

・RETAS で読み込めない。
 データにはそもそも拡張子というものがあり、RETAS で読み込めるデータは限られている。制作さんに一声かけて、書き出す場合の拡張子を確認しよう。



ちなみに動画用紙を使う手描きアニメ作品なのに、勝手に自分だけデジタル原画すると、

・プリントされてタップを貼られ、演出>作監という作業になるか
・海外動仕に出るときは jpg にデータ変換されて送られ、現地でプリントアウトにタップが貼られて動画される。

 どちらもあまり美しい結果にはならない。
 海外動仕は電送だと思えば似たようなものだけれどね。

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