2015年3月30日月曜日

アニメ業界 新生活

アニメーター 制作 背景 CG 仕上 撮影 ほかすべての職種の新人向けに

アニメ業界 新生活  のページを新設しました。

情報をお寄せ下さったみなさん、ありがとうです(^^) これに続いて、リクエストのあった節約術のページを作っています。




2015年3月24日火曜日

LINEスタンプ 作りました

個人的にニャンコが好きなので、猫のスタンプを作りました。

LINEスタンプで1番多いのがネコなんだそうで、まあ、まったく売れません(笑)
でも好きなものを描きたかったので。

ネコのレイちゃん 基本セット


猫のレイちゃん 勉強と仕事で便利セット

猫のレイちゃん チョイ悪セット

2015年3月22日日曜日

宇宙刑事ギャバン THE MOVIE

「宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」  ようやく見ました。

 
ギャバン登場シーンでは思わずテンション上がりました(^^)
 
テレビシリーズのときは、よく東映試写室の裏庭などが敵のアジトに使われていました。となりの西友が秘密基地だったり、大泉商店街もよくでていました。
この映画でも、なんか東映社内で撮った? というような場所があるようなないような。
 
大葉健二さん(ギャバン)のアクションは、カッコいいアクションの練習に、コマ送りで山ほどスケッチしたので懐かしいです。
 
 
 
今回の THE MOVIE でもそうでしたが、なぜかヒーローは高いところに現れて、
 このようなポーズで飛び降りてきます。 ↓ ↓ ↓
 
 
 
しかし、飛び降りるとき、空中でこのようなポーズをとるのは、じっさいには無理です。
トランポリンなどで滞空しているときなら可能です。
 
また着地寸前までこのポーズでいた場合、絶対、着地に失敗します。片足で着地の衝撃を支えることは人間業では不可能です。
ま、ヒーローだからいいですが。
 
アニメーションで人間の着地を描く場合、両足で着地させるのがリアルには正解です。
とはいえ、特撮ものと同様に、アニメは必ずしもリアルのみである必要はないと思います。
 

 
 
 
 

ミッキーマウスのストライキ!

ミッキーマウスのストライキ!: 米国・アニメ労働運動100年史


コメントで教えていただいた本です。情報をありがとうございます。

読んでみました。
アメリカのアニメーション業界で、どのような労働問題が起こってきたのか網羅されていて、研究者にはたいへんおすすめの本だと思います。

レポートなのですが、語り口調でおもしろく読めます。
読み方は3種類あると思いました。

・アニメーションの研究資料として読む。
・労働問題を日本のアニメーション業界に置き換えて読む。
・アニメーションに興味のある人が、知識として読む。

どの方向から読んでも、興味深いと思います。
とはいえ価格が高いです。(12,000円)内容が充実していて、その価値は充分あるのですが、Amazonにあったレビューと同様の観想です。
内容を見て、手元に置きたいと思ってからお買いになるのがいいと思います。

2015年3月8日日曜日

動画は高度な専門職です

「アニメーター志望の」で質問した方へ

後輩には親切にしたいと思っているのと、学生をかまうのが好きなのとで、お返事します。

まず、あなたはいま「なにがわかっていないのかわからない」状態です(^^)
 ↑↑↑
(これはかまって遊んでいるだけです。気にしなくてOK)

とはいえ、知りたい気持は切実でしょうから、こちらで整理して質問を統合かつ分割しました。

・新人に生活補助費や研修手当を5万円くらい出してくれる会社があります。そういう会社はよい会社と考えていいですか。

・新人に1円も手当を出してくれない会社は、問題のある会社ですか。

・5万円くらいの手当を出してくれる会社に採用されるには、具体的にどの程度の能力が必要ですか。

以上、3点については 「アニメーターWebの Q&A」 でお答えしておきます。


ここではあなたへの助言をしておきます。あなたがアニメーターを目指しているのなら、コメントの中に、知らないこととはいえ、注意したほうがよいところが一カ所あります。

あなたの書いた「動画マン時代を研修期間としておいて」という一文です。

新人アニメーターに、仕事の基本を仕込んでくれるのは動検(動画検査または動画チェック)さんです。その会社で、動画のチーフをしている方です。
動画は高度な専門職で、動検はその中で、誰もができるというわけではない、技術と管理能力、人間性を要求される、作画(アニメーター職種工程)にとっては非常に重要な仕事であり、人材です。

わたしは、動検は作画の最後の砦 だと考えています。
優秀な動検が得られなければ、きちんとした作品を作ることは不可能です。


あなたにとっては、最初の師匠になる方です。その方の前で「動画なんて研修でしょ」といった言動をしたら、どうなるかわかりますね。
周囲にいるあなたの先輩である動画2年目、3年目のアニメーターたちも、どう思うでしょうね。

入りたての、ろくに絵も描けない新人が屈託なく「作監になりたいんです」と言うことはよくありますが、それは、なにもわかっていないためにいう言葉ですし、望みを高く持つのは悪くないので、まあ、笑っていられます。

けれど「動画は研修」という言葉には、周囲の先輩動画さんや動検さんは、とても笑えないと思いますよ。


優秀な動画の仕事は本当にすばらしい。優秀な動画と動検は、非常に得がたい。わたしにはない優れた技術を持っています。
優秀な動画さんが、動画の仕事で評価され、生活できるようになってほしいと思っています。


あなたもこれからたいへんだと思いますが、元気でがんばって下さい。


2015年3月1日日曜日

「昔は1000枚描いていた」は、20年くらい前から通用しない


30年以上前なら、ちょっとがんばれば、動画は誰でも1000枚くらい描けました。昔の動画はかんたんでした。線は少ないし、絵は荒っぽいですし、動いていれば、細かいことは言われませんでした。

しかし、そんな時代はとうに終わってしまっています。

いま、出来高でアニメーターをはじめたら、絶対に食べていくだけのギャラはもらえません。


わたしよりはるかに才能のある新人が、どれほど努力して、節約して、必死に働いても、貯金がなくなればやめていくしかないんです。

画力だけでいえば最初から作監クラス動きのセンスも抜群で、あとは経験だけという高水準の人ですら無理です。
わたしと同期だったら絶対にわたしより上手くなったはずの新人アニメーターが、やめたくないのに、ついに生活が出来なくなってやめていくしかないんです。

将来の業界を支えるはずの才能が、どんどん失われていきます。時代が悪すぎます。



生活補助をしてくれる会社や、固定給をつけてくれる会社を選んで就活する方もいると思います。わたしも新人にはできるだけ、そうしてほしい。

とはいえ、入りたい会社の選択基準は人それぞれです。待遇ではなく、大好きな作品を作っている会社を選ぶ人もいます。仕事のモチベーションを考えれば、それをどうこうは言えません。

でも
「才能があり、がんばっても、出来高契約で新人アニメーターは生活できない」
 これが事実です。
 
わたしがいま新人だったら、出来高契約で暮らしていくことはできません。
「食べていけないのは下手だから」と言われて、やめていくしかありません。

そういう時代だという現実を、知っていなければならない立場の方々に
ぜひ、わかってほしいと思います。






コメントを下さったみなさまへ

いろいろな見方や提案をして下さって、ありがとうございました。


それは生活保護の理念と異なります
 忍耐強く何度も情報提供をありがとうございます。勉強になりました。

暮らせる仕事に転職しなさい、という回答になる
 わたしもそのように言われました。(すみませんが理念は別にして事実です)

私は途中まで申請して諦めたことがあります
 貴重な体験報告をありがとうございました。

以前アニメーターをやっていましたが、初任給が1万8千円でした。動画を1年やった子も月給6万円だと言ってました。
 技術と才能がある人でも、新人ならめずらしくないことだと思います。
 経験2年の動画さんが同期もみんな月6万円くらいというのは、
 わたしも本人から直接聞いたことがあります。
 本人の力量とは無関係なことが原因でした。

私が勤めているスタジオでは新人はせめて固定給+出来高にしようと提案した
 新人がやめないですむ方法をとってもらいたいですよね。会社にとってもスタッフが居着くことに利点はあると思うのですが。

『進行は使い捨て』といった一部の認識が存在し
 おっしゃるとおりで、あなたのコメントに賛成です。
 他工程職種のことについて書かないのは、わたしの専門ではないからです。
 「アニメーターのおまえに他職種の何がわかる」ということになりますから。
 それぞれの職種は、それぞれの専門家が話したほうが、
 すなおに聞けると思います。