2015年1月21日水曜日

絵は右脳で描いており、文章は左脳で書く、ことを実感した瞬間

絵は右脳で描いており、文章は左脳で書く、ことを実感した瞬間

 右脳、左脳論というのがありますよね。

●左半球が言語や論理的思考の中枢であり
●右半球が映像・音声的イメージや芸術的創造性を担う
、という観念である。(Wikipediaより)



 これ、個人差がありまして逆の人もいるそうですし、どちらの場合も左右両方使用しているとも書かれています。単純なものではないんでしょうね。

 とはいえ、作業を切り替えて、あきらかに脳の活動部位が切り替わったな、という経験がわたしはあります。わたしは主に右脳で絵を描きます。


 わたしは基本がアニメーターなので、1日10時間以上×1年355日くらい、10年も20年も絵を描き続けていたわけで、しかも芸術家ではなく映画産業の職業絵描きですから、鉛筆を取り上げた瞬間に脳が「絵を描く態勢」に入っている。

 わたしの脳は、絵を描くとき、準備時間を必要としないみたいです。アニメに限ってですが、描きながら考えるという速度でないと追いつかない絵の描き方なんでしょうね。

 そんなふうに絵を描き続けていると、かなり集中して長時間絵を描いていても、右脳を精一杯使っているという感じは特段なかった。でも、「あっ、右脳で描いていたんだナ」と実感したときがありました。

 5年間くらい、アニメーターとポンコツ小説家を兼業していたときがあります。作監作業の場合、棚に積まれているカットはその日のうちにチェックしきる、という仕事のしかたをして、後工程に1日でも余裕を持たせたいと思っていたので、集中して作監作業をしたあと、小説原稿に向かうということをしていたのね。

 その切り替えのとき、左脳の言語野がすぐには働かない、というのがはっきりわかった。たった今まで絵を描いていた右脳が、とても活発に動いているのに、文章を書こうとしても左脳が「し~ん」という感じで動き出さない。

 左脳を使う訓練が出来ていないから、文章を書く脳として使い物になるまでウォーミングアップが必要だったんです。そして左脳の一部がピッピッピッと活動を始めて行くのが感じられた。

 おもしろい経験だった。脳の態勢が切り替わるのには15分くらいかかりました。


 ただの経験談であって、右脳を鍛えて絵が上手くなる方法があるわけではないので、はい、まったくそんな方法はないので、あればとっくにわたしが発見していますので、画力向上にショートカットはないことを明記もしておきますね(^^)






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